【和名 : 葡萄石(ぶどうせき)】
プレナイトの語源はオランダの陸軍大佐である、プレーン男爵にちなんで命名されたと云われており、鉱物の名前が人に因んで命名されたのは、プレナイトが始まりといわれています。
プレナイトだけで採掘されることは少なく、カルサイトやゼオライト、ペクトライトなどの鉱物と一緒に採掘されることが多い石になります。
プレナイトの石言葉
※癒し・協調性・精神安定・ストレス緩和・根気・忍耐
プレナイトの言い伝え
プレナイトは、この鉱物の最初の発見者であるオランダのPrehn大佐(ヘンデリック・フォン・プレーン大佐)の名前に因んで付けられました。
プレーン大佐は、1788年にこの鉱物をフランスで発見したといわれています。
和名は、【ブドウ石】と言い、この名称は、その産出状態がブドウ状集合を呈することに因んで付けられたと云われています。
プレナイトの意味・効果
プレナイトは、自分にとって今必要の無いものを手放す事を教えてくれる石として知られ、精神面においてこれからの自分に必要な事とそうでないことを整理しより良い方向へと導いてくれると云われています。
※心の奥深い部分に残るトラウマや、精神面での疲れ等、不必要なものを消し去ってくれると云われます。
※その他、理性と感情のバランスを調和し、思考力、判断力、直観力を高めてくれると云われています。
プレナイトの浄化・お手入れ方法
基本的にすべての浄化に適しています。
※クラスター・セージ・日光浴・月光浴・流水・サザレ浄化等がお勧めです。
プレナイトの主要原産国
※オーストラリア・インド・イギリス等から産出します。
プレナイト 鉱物学データ
まるでマスカットのようなフルーティーな色合と、柔らかな印象を与えてくれるプレナイトは白に近いものから、鮮やかなグリーン、イエローなど様々な色合いがあり私たちを楽しませてくれます。
ぶどうのように見える原石が存在する事から【ぶどう石】とも呼ばれますが、そのような形状で産出するものは少なく、加工品の多くは塊状の原石から研磨されるといいます。
中にはルチルのようなインクルージョンを含んでいるものも多く流通しており、それらのインクルージョンは一般的にトルマリンと誤認されていますが、大抵の場合はエピドートの針状結晶がほとんどになります。
英名 : Prehnite
和名 : 葡萄石(ぶどうせき)
組成 : Ca2Al[(OH)2 | AlSi3O10]
色 : 緑色・黄色・黄緑色
結晶系: 斜方晶系
硬度 : 6~6.5
比重 : 2.80~3.00
鉱物種名 : 天然プレーナイト
宝石名 : プレーナイト