クリソコラは緑や青の中に独特の色彩や模様があり、宇宙から見る地球のような壮大な生命を感じさせる神秘的な石になります。自然のエネルギーを強めてくれるといわれ、地球のエネルギーと強いつながりを持っているとされることから、【生命が宿る石】とも言われています。
クリソコラの石言葉
※生命の宿る石・ソロモン王が愛した石
※幸せな家庭生活を象徴とする。
※癒し・優雅・抱擁
クリソコラの言い伝え
黄金を増やすと信じられていたことから、ギリシア語で【chysos(金)】と【kolla(つなぐ、接着)】という意味の単語から名付けられたと云われています。その他にも、銅から金を取り除く際にクリソコラを使用した、金の半田付けに使用されたことから名付けられたという説もあるそうです。
クリソコラの意味・効果
マイナスエネルギーを吸収し心身のバランスを整え、精神を安定させてくれる効果があるといわれており、ストレスを緩和しマイナスな感情をポジティブな方向へと導く手助けをしてくれると云います。自然のエネルギーを高め、思いやりの気持ちや人を慈しむ気持ちを強く持たせてくれる癒しに満ちた石になります。
その他、クリソコラはその名前から来るように金運への効果が高く、【金を引き寄せる】とも云われており仕事やビジネスにおいても最適とされています。
恋愛においては、幸せな家庭生活を象徴する石として知られておりますので恋人や夫婦関係をより良い方向へと導いてくれると云われています。
クリソコラ・浄化・お手入れ方法
※水にはあまり強い石ではございませんので注意が必要となります。
※クラスター・セージ・日光浴・月光浴・サザレ浄化がお勧めです。
クリソコラの主要原産国
ペルー・アメリカ・コンゴ・メキシコ等から産出します。
クリソコラ 鉱物学データ
クリソコラは、銅鉱床の酸化帯で、アジュライトやマラカイト、ヘマタイト等とともに産出します。
ターコイズと同じく先史時代から人気のあった歴史ある石になります。
ターコイズに比べると脆いためそのまま装飾品に使えるものが少なかったのですが、それでも、ギリシアやローマの人々は好んで使用したと云われています。
クリソコラは低温で形成され、明瞭な結晶系を持たず、様々な状態で産出される石になります。
その模様はまるで宇宙から見た地球やエメラルドグリーンの海のように見え、自然の生命に満ち溢れた印象をもつ美しいいしになります。純粋な物は澄んだ鮮やかなブルーをしているのですが、ほとんどの物は他の鉱物などが微妙に混ざり合っています。
タ―コイズに酷似していて見分けるのが難しいものも存在します。
クリソコラは不透明な石ですが、珪酸溶液が染み込んで珪化して不透明~半透明な石になることがあります。その中でも特別美しいものを【ジェムシリカ】と呼 んでいます。 また、透明度が少し低いものを【クリソコラ・カルセドニー】、透明度が低いものを【クリソコラ・クォーツ】、縞模様があるものを【クリソコラ・アゲート】と呼ばれたり種類は様々です。
英名 : Chrysocolla
和名 : 珪孔雀石(けいくじゃくせき)
組成 : Cu4H4[(OH)8 | Si4O10]・nH2O
結晶系: 斜方晶系
硬度 : 2~4
比重 : 2.8~3.2
鉱物種名 : 天然クリソコーラ
宝石名 : クリソコーラ