ラブラドライト 再会の石 意味 効果 由来

【和名 : 曹灰長石(そうかいちょうせき)】

ラブラドライトは長石の一種で、見る角度によって異なった色彩の光を放つ【ラブラドレッセンス】が特徴の石になります。 アゲハ蝶のような幻想的な光は、ラブラドライトを構成する曹長石と灰長石が層状に重なり、光の干渉を引き起こすからだといわれています。

別名【再会の石】ともいわれ、疎遠になってしまった人や運命の人との突然の再会をもたらすことがあるといいます。会いたいけれど簡単に会えない人がいる方は、ラブラドライトに願掛けをしてみると叶うと云われています。

また、人生のさまざまな転機に幸運をもたらす石としても知られており、今の自分に必要なもの、環境や人脈などを引き寄せる石として知られています。

ラブラドライトの石言葉

※月と太陽を象徴とする石

再会・運命・願掛け・転機・幸運・環境改善・人脈強化

ラブラドライトの言い伝え

1770年頃、カナダのラブラドル沿岸のセント・ポール島で虹色の閃光を放つ【長石】が発見されたのがラブラドライトの始まりとされています。

その最初に発見された産地【ラブラドル】に因んでラブラドライトと名付けられたといいます。同時に、ラブラドライトの特徴である虹色【光学効果】は、【ラブラドルの光り=ラブラドレッセンスLabrado-rescence】と名付けられました。

【レインボーラブラドライト】

ラブラドライトの効果・意味

【月と太陽】を象徴するといわれるラブラドライトは、根気強い実行力と、信念を貫き良い方向へと導く力があると云われており、【虹色】の光を持つものは、 【霊性を高める石】として尊ばれ、予知能力や霊的な能力を高め、高次の意識へと導くとされています。

その為、 ラブラドライトの神秘的な輝きは銀河系の惑星から宿ったと云われ、宇宙の叡智を秘めたものとされています。

その他、直感力・洞察力・創造性を高め、意識・記憶力を目覚めさせ潜在能力を引き出してくれると云われています。

仕事・環境・人脈を引き寄せてくれると云われており、転職や就職、自分と価値観の近い人や共通点を持つ人との出会い、疎遠になってしまった人や運命の人との突然の再会をもたらすと云われ、そのことから【再会の石】とも呼ばれています。

ラブラドライト・浄化・お手入れ方法

※日光や水にあまり強い石ではございませんので太陽光・長時間の流水での浄化は避けてください。

※クラスター・セージ・月光浴がお勧めです。

ラブラドライトの主要原産国

カナダ・マダガスカル・フィンランド等から産出します。

ラブラドライト 鉱物学データ

見る角度によって色彩を変える美しい光【ラブラドレッセンス】を持つのが特徴で、石自体はグレーなどの地味めな色合いをしていますが、そこに鮮やかな輝きが浮かび上がるところから【アゲハ蝶の羽】に例えられる事もある美しい石になります。

まるで玉虫のように神秘的に輝くラブラドライトですが、その虹色 の遊色効果を生み出す原因は結晶の特定の面に平行に金属鉱物の微薄層が並んでいる事で、その層の境界で、光の分解が生じ虹色の光の模様となります。
この光学効果のことをラブラドレッセンス【ラブラドールの光】と呼ばれています。

ラブラドライトというと、この虹色の光を持つものをイメージされますが、本来のラブラドライトは白の不透明なものか、黄色の透明な石のことを指します。
本来の黄色い色の方を新種と思い込みゴールデン・ラブラドライトという名前が生まれたりしています。

英名 : Labradorite

和名 : 曹灰長石(そうかいちょうせき)

組成 : (Na[AlSi3O8])50~30(Ca[Al2Si2O8])50~70

色  : 青灰色(虹彩効果が加わる) 淡青緑色・淡青色・黒色 (無色、黄色、橙色、 明ピンク色)

結晶系: 三斜晶系

硬度 : 6~6.5

比重 : 2.69~2.72

鉱物種名 : 天然フェルドスパー

宝石名  : ラブラドライト