【和名 : 灰簾石(かいれんせき)・黝簾石(ゆうれんせき) 】
タンザナイトは1967年にタンザニアで発見された石で、バナジウムを含む青色のゾイサイトの一種になり、正式名称をブルーゾイサイトと呼ばれています。タンザナイトは産出量が年々減少していると云われており、希少な天然石として知られています。
タンザナイトという名前の由来はティファニー社が付けた名前と云われています。
タンザナイトの石言葉
知性・冷静・希望・神秘・誇り
※人生を良い方向へと導き、人生における重要な局面に光をもらたらしてくれる石。
その他、柔軟性を高め、複雑な問題を解決してくれると云います。
タンザナイトの言い伝え
タンザナイトは1967年に発見され、最初はサファイアかと思われてましたが鑑別の結果、サファイアよりも複雑な組成の石と判明したのが始まりと云われています。青色のゾイサイトは非常に珍しく、ティファニー社のヘンリーBブラット氏によって「タンザナイト」と命名されました。また、古代ケルト民族の間では【霊力を授ける石】とされ、儀式の際に用いられたと云われています。
タンザナイトの意味・効果
タンザナイトはとても美しく、神秘的な菫色の石は見る者を飽きさせない魅力を持っています。ネガティブなエネルギーを、ポジティブなものに変換する力に優れるとされ、周囲からの影響を受けず、自分自身の良い部分を上手く表現させてくれると云われています。
タンザナイトの浄化・お手入れ方法
※硬度はありますが衝撃に弱い性質を持っている為、取り扱いには注意が必要となります。
クラスター・セージ・太陽浴・月光浴・流水・サザレ浄化等がお勧めです。
タンザナイトの主要原産国
タンザニアで産出されます。
タンザナイト 鉱物学データ
タンザナイトは多色性を持つ石で、見る角度や、条件下によって色を変える石で、昼の自然光の中では鮮やかなブルーに、そして夜の光や人工的な光の下ではパープルに見える特徴を持っています。主な発色要因は微量に含まれたバナジウムによるもので、色の濃い物には微量の酸化クロムが含まれています。
青色をしたゾイサイトのことをタンザナイトと呼ばれ、それまでルビーを含んだグリーンの石(ルビーインゾイサイト)以外には有名な宝石名はほとんどなく、宝石としては知名度が低 かったのですが、1957年に東アフリカのタンザニア、アル―シャ地区にあるメレラニ鉱山で、ルビーを探していたマニュエル・スーザによって発見された青いゾイサイトにより、注目されたと云われています。
英名 : Tanzanite
和名 : 灰簾石・黝簾石(かいれんせき・ゆうれんせき)
組成 : Ca2Al3(SiO4)3(OH)
色 : 青色
結晶系: 斜系方晶
へき開: 完全
硬度 : 6~7
比重 : 3.35
鉱物種名 : 天然ゾイサイト
宝石名 : ブルーゾイサイト