9月誕生石 サファイア 意味 意思貫徹 誠実 慈愛 愛情

【和名 : 蒼玉、青玉(せいぎょく)】

サファイアは、古い時代、青い石のことを指す言葉で、旧約聖書の時代にはラピスラズリのことをサファイアと呼ばれていたと云われています。

その為、一般的にサファイアは青色の石と思われがちですが、非常に多くの色を持つ石になります。コランダムという鉱物グループに属する石で、赤色のコランダムをルビー、それ以外を基本的にサファイアといいます。

※サファイアは9月の誕生石で多くの方に親しまれ愛されています。

サファイアの石言葉

意思貫徹・誠実・慈愛・愛情

サファイアの言い伝え・語源

ラテン語で青色を表す【サフィルス】が由来で、古代では青色の宝石全てがサファイアと呼ばれていたそうです。 サファイアは「宝石の王」と呼ばれ古来から人々を魅了してきました。

サファイアの意味・効果

サファイアが人の意思や組織、経営の礎などを固め、基盤を作るのに非常に有益な石とされている由来は、ルビーと同じくコランダムというダイヤモンドを除くと最も硬い鉱物に属することと関係があり、そのことから目標を貫徹する意思を持ち、惰性に流されないという意味合いから経営者の方に多く親しまれ愛されてきました。

その他、集中力や直観力を高めてくれると云われておりビジネス関係に適しているとされます。カリスマ性、勝利運、金運などを高め、仕事に対して積極的な気持ちを持つ為にも有効な石といわれています。

サファイアの浄化・お手入れ方法

※クラスター・セージ・月光浴・日光浴・流水・サザレ浄化等、基本的にはどの浄化にも適しています。

サファイアの主要原産国

タイ・インド・ミャンマー・スリランカ・オーストラリア等から産出します。

*中でもスリランカ産のサファイアが最も高価とされています。

【ブルーサファイア】

サファイア 鉱物学データ

天然で良質なものについては宝飾品として古くから愛されてきましたが、天然の質の劣るものや、人工のサファイアは工業用に広く利用されているといいます。
サファイアの属するコランダムは、非常に硬度が高く、これ以上の石は、ダイヤモンドしかありません。

一般的にサファイアは青色の石と思われがちですが、緑、黄、紫、橙、ピンクなど非常に多くの色を持つ石で、極めて稀に、透明のものもあり様々です。

コランダムグループの宝石としての価値のあるものの中で、真っ赤な物をルビー、それ以外を基本的にはサファイアと呼びます。そのことから、サファイアの名前の由来は、ラテン語の【サッピールス(sapphirus 青い色)】であり、ルビーの語源はラテン語の【ルベウス(rubers 赤い色)】になります。

※コランダムとは、酸化アルミニウムの結晶で構成された鉱物の一種で、ここに微量の鉄やチタンが含まれると【青いサファイア】となり、含有元素がクロムの場合【赤いルビー】となります。サファイアはルビーと同じ鉱物仲間で、色の違いで区分されます。

サファイアの中でも、桃色と橙色の中間色のものを【パパラチア・サファイア】と呼ばれています。由来はシンハリ語で【パパラチア(padparacha 蓮の花)】に由来します。スリランカで産出され、天然のものはほとんど見かけることがなく、幻の宝石と呼ばれています。

※中には、光を当てて眺めたときに六条の光を発する、スター効果を持つものもがあり、スターサファイアと呼ばれています。

英名 : sapphire

和名 : 青玉(せいぎょく)・鋼石(こうぎょく)

組成 : Al2O3

結晶系: 六方晶系(三方晶系)

硬度 : 9

比重 : 3.99~4.05

鉱物種名 : 天然コランダム

宝石名  : ブルーサファイア