カイヤナイト 意味 由来 自立 探求心 創造力

【和名 : 藍晶石(らんしょうせき)】

カイヤナイトは、サファイアと同じく、含まれる鉄とチタンが要因となり美しいブルーの色味を発しており、外見だけではブルーサファイアと見間違うこともある石になります。

見た目は一方向に繊維がはっきりと伸びている感じですが、磨いた玉等はまるで宇宙から見た地球を思わせるような、深く美しいブルーのグラデーションを楽しめます。名前の由来は、ギリシャ語の【kyanos 暗青色】からきていると云われています。

カイヤナイトの石言葉

※安らかな時間・問題の根源を知る・ひらめきの石・自立心の促進・探究心の向上・達成力の向上

カイヤナイト 意味・効果

カイヤナイトは依存心や甘えをなくし、独立心や探究心を強めてくれると云われています。その他、固定概念を外したり悪習慣を遠ざけることによって、持つ人の世界観を確立する手助けをしてくれると云われています。

強く霊性やインスピレーシ ョンに働きかけ、様々な考え方や霊的エネルギーの向上や現実面も含め、曖昧な物事を明確にしてくれると云われています。

その他、明晰な思考力や判断力を高めてくれるとも云われています。

カイヤナイト 浄化・お手入れ方法

基本的に全ての浄化方法に適していますが特定の方向に割れやすい性質がある為、強い衝撃には注意が必要となります。

※クラスター・セージ・日光浴・月光浴・流水・サザレ浄化等がお勧めです。

【カイヤナイト】

カイヤナイトの主要原産国

ブラジル・タンザニア・ケニア・ネパール・アメリカ等から産出します。

カイヤナイトは基本的にブルーの石ですが、グリーンの美しい物も存在し、産地によっても大きく質感が異なります。

カイヤナイト 鉱物学データ

主に低温高圧な場所に形成されるものや、変成岩内の石英脈の中に結晶したりします。結晶の方向により硬さが極端に違うという性質を持ち、柱状の結晶の縦方向(硬度 7.5)に対しては非常に割れやすく、横方向(硬度 4)にはかなり割れづらいのが特徴の石になります。このことから、【二硬石(ディスシーン Disthene)】という別名も持ちます。この性質は、カイヤナイトの加工を難しくする原因の一つになっています。

カイヤナイトには白いものもあり、ラエチザイト(Rahetizite)と呼ばれています。

英名 : Kyanite

和名 : 藍晶石(らんしょうせき)

組成 : Al2[O | SiO4]

色  : 青色・緑色

結晶系: 三斜晶系

へき開: あり

硬度 : 4~7.5

比重 : 3.53~3.68

鉱物種名 : 天然カイヤナイト

宝石名  : カイヤナイト